真狩ルートで羊蹄山へ
今年は、雨が多いけれど、休みになると毎週のように「トレッキング」に出かけている。それぐらい熱心に趣味に取り組むのは、自分でもいささか、不思議である。
そもそも、キャンプで見たちょっとした光景が、今のような「トレッキング」好きにしたと言える。
毎年、羊蹄山の登山口である「真狩」のキャンプ場へいく。
そこで見ていると、小学生とか、かなりの年配者までが羊蹄山の登山口へ向かっているのを目にしてきた。これが、大きな間違いであることは、ベテランの人にはすぐわかる。
今でもそうだが、小学生高学年なら、スイスイとトレッキング中の自分を軽々と追い越していく。また年配の方もその登山術は遥かに上で、いつの間にか「スーッと」追い越していく。
それが・・・・・・きっかけ・・・・・
それぞれの装備で、朝早くからトライする姿をみていると、つい登りたくなってしまう。それなりの装備をして、準備万端で登山口へ。
トレッキングは全くの初心者状態で、すぐに汗が吹き出し疲労・・・・。
三合目ほどで、あきらめて下山を開始、併設されている、自然観察遊歩道を経由して、キャンプ場のテントに戻った。
それから、真剣に体力づくり・・・などなど。
1年かけて「リベンジ」を。
意気揚々と、登山口で余裕の姿。
しかし、この日は、天候が「曇り」
昨年引き返した、3合目は楽々?クリアしていく。
登るにつれて、天候が悪くなっていく。
それと同時に、下山者に会うようになってくる。かなり早く登ったか、避難小屋で、昨日泊った登山者かも知れない。
羊蹄小屋で様子を
ガスと小雨が・・・・・高度を上げていくと多くなり、少しずつ風も出てきた。
9合目手前でピーク帰りの登山者が
「風とガスで、なんにも見えない・・・・さっさと帰ってきた・・・」
などと聞いて、ひとまず、頂上と小屋の分岐で立ち止まり「小屋」を選ぶ昼食を食べてみて、どうするか判断することにする。
ピークで食事するより風が圧倒的に少ない。
気温が低いので、ガスバーナーがイグナイタで点火しない。
ガスカートリッジが「銀缶」だからかもしれない、寒冷には「金缶(プロイソ)」のカートリッジを持ってくるべきだった。
やはり、アマイ!(>_<)もっと気をつけて装備点検を考えなくては。
天候も悪化していく。
気温もずいぶん下がってきたように感じる。
まったく、周りの風景も楽しめない。
気持ちはせっかく、ここまで来たのだから・・・・。
しかし、ここは無理強いしないことに決定。
それは、昨年思ったように、また、天候のいい日に来ればいい。
そう、単純に思ったからだ。
雨が少し多くなってきたように思う。
下山開始
高度を下げていくと、雲の隙間から広がる大地の姿も。
やっとの思いで登山口に到着。
ここは雨が降った様子はなかったが、こちらは雨と疲労の汗がずっしりと身にしみている。
くたくた姿で、近くの真狩温泉へ、疲労回復に行こう!!!
また、リベンジするチャンスをもらった・・・・・。