さっぽろ大通ビアガーデンがオープン!
世界は首都圏の受動喫煙防止法案に向かっている。
各ビール会社が大通公園を使ってビアガーデンを出店する札幌の夏を演出する規模としても大きな催しである。大通5丁目から11丁目という広範囲で行われる冬の祭典「さっぽろ雪祭り」にもひけを取らない。
国際都市として、十分通用するイベントの一つだろう。
色々な意見や立場の人がいるので、札幌の祭りの一部として歴史を刻んで来た「さっぽろ大通ビアガーデン」が完全禁煙にしたのは意義があることだと思う。
「そう言えば、行かなくなったなぁ~」と記憶を探るがいつの事か思い出せないくらい昔に行ったきりだ。
テレビのアンケート結果は70%と予想
非喫煙者比率は日本国民の7割程度に達しているので、禁煙についてのアンケートを採ると受動喫煙の対象の未成年も入れると7割は賛成となると想像できる。
ただ、会社の付き合いで自分自身は非喫煙者でも、その中に喫煙者がいるなどという場合は、「どちらでもない」という意見になる場合もあるだろう。
北海道の視聴エリアではどうなのだろう。STV札幌テレビでアンケートを実施していた。
そこで、スマホ専用の「どさんこアプリ」をダウンロードして投票するアンケートだったので、結果が気になって自分でも参加してみた。(聞き流していた番組を今は真剣にみている・・・)
もちろん「賛成」に一票です。
結果発表に関しては、賛成7割という予想には届かず66%と微妙な数字。反対も20%を越えていたようだったので、全国の平均非喫煙者の7割程度に近い数値となったのか・・・。
それでも非喫煙者と喫煙者の中立を保たなければならないか?
そのあと、アンケートの根拠となる「街頭インタビュー」が流される。
そのなかの「禁煙反対」意見には
と回答していた人がいた。
このアンケート結果からみて、喫煙者よりの編集が見え隠れする。
本当だろうか、
ここに厚生労働省が発表している「成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)」がある。

参照:(日本専売公社、日本たばこ産業株式会社による調査より)
この表によると、成人男子、昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、50年間で54ポイント減少し29.7%となっています。
現代の非喫煙者数を上回って、喫煙者が逆転している平成10年くらいまでの統計なら、喫煙者が来なくなるとお客さんが減るという現象はまったく考えられない。
その逆に、従来タバコの煙がイヤで来なかったファミリー層が来たり、このアンケート結果からも66%の非喫煙者らしき(タバコの煙が好きでない)人が来る可能性だってある。
約20%の喫煙者の人が来なくても営業的には十分補えるだけの人数は確保できるはず。(分煙用にスモーキングエリアがあるので、不自由にはなりますが楽しむ事はできるはず)

煙・スモーキングエリアの設置されているようです。
今は、禁煙するために病院にも通える時代ですよ。

( ^_^)/□☆□\(^_^ )は、ノースモーキングでも楽しいはず。
20年前なら、このアンケート結果は違う結果が出ただろうし、禁煙するにも自己努力しかなかった。今なら、医療機関ほ禁煙外来もあるし高齢者の健康維持のためにタバコは極力止めるように指導もしている。
このような公共性の高いイベントでは、非喫煙者による66%の人達に来てもらう方が集客数は増えるに違いない。
昨年の11月15日には、「受動喫煙のない社会を!」をスローガンとしたロゴマークも発表され、ますます、人が多く集まる場所での喫煙のマナーは一層厳しくなっていくだろう。
この「さっぽろ大通ビアガーデン」に行かなくなった主な理由のひとつがタバコの煙だったのを記憶している。
さっぽろ大通ビアガーデンの2023年度の会場の地図を掲載します。
混雑時にはチケット売場やトイレの場所など探すのに苦労します。
●5丁目 サントリー ザ・プレミアム・ モルツ ガーデン

サントリー ザ・プレミアム・ モルツ ガーデン
●6丁目 ASAHI SUPER DRY BEER PARK

ASAHI SUPER DRY BEER PARK
●7丁目 キリン 一番搾りビアガーデン

キリン 一番搾りビアガーデン
●8丁目 THE サッポロ ビヤガーデン

THE サッポロ ビヤガーデン
●10丁目 世界のビール広場「World Beer Square with Hokkaido」

世界のビール広場「World Beer Square with Hokkaido」
●11丁目 札幌ドイツ村

札幌ドイツ村
くれぐれも、喫煙ブース以外で吸うことは禁止されています。
天候に左右されやすいビアガーデンの入場者数ですが、禁煙にした今年(2017年)の実績結果を知りたいものである。
アレン·カー の著を読んで、禁煙したという人も多い「禁煙セラピー」がKindle版で安価で読めるのも禁煙のきっかけとして試してみる。
小さな会社での若い社員との飲み会もままならない時代だと聞く。その中には、煙草の煙以上にニオイが嫌いという人も多くなった。もう、香りとして受け止める事なく「臭い」と感じさせる環境になっている。
上司なら、考えておいても損はない。そんな時代に変化している。
札幌市の小学生が学校への登下校に指定される「スクールゾーン」には、歩きタバコに関する規定がない。
結局、タバコの煙は、将来の子供達の生活圏に及んでいるのは札幌市の「子どもの権利条例」に遵守しているのか疑問になってしまう。
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