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時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる

Imitation Game

Imitation Game

数学者アラン・チューリングの実話、イミテーション・ゲームを見た。


天才数学者が、第二次大戦の世界最強の暗号「エニグマ」を読み解き多くの国民の犠牲者を救った。歴史のドキュメンタリーを映画化しているがその映像のキレイなこと。そんな感動がサブスクリプションにも登場している。

hulu」にログインしていたら、オススメのなかにイミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 字|吹という映画の話題作があった。

第二次世界大戦中、イギリス政府が敵対していたドイツの暗号を解読しようとする実際にあった話を映画化したものである。

ドイツの戦況を分析するために、通信を傍受。しかし、時として解読は進まない。

そんな時天才数学者が、ブレッチリー・パークにあるイギリスの暗号解読センターの暗号解読に加わって、今のコンピューターの基礎とも言える分析器を作り出す。その人物こそ数学者「アラン・チューリング」である。

その機械の名は『クリストファー』

かつて若くして病に倒れた唯一の親友の名だった。

ナチスドイツの暗号機「エニグマ」は毎日定刻に通信されている。その傍受から解読に挑むチームを結成するが、多くの人員を使っても分析に至らない日々。

『クリストファー』にある言葉を入れると・・・。

ナチスドイツの次の攻撃が分析できた。しかし、イギリス政府はこの暗号解析を非公表としていた。ドイツに暗号の変更をさせないためである。

これにより、戦争の終結までの短縮及び人の命を数多く救ったと後生伝えられている。

彼がもし同性愛が認められる時代だったら

この暗号分析は、イギリス国内でもある一部の人間しか知らないプロジェクトであり、戦争が終結後、秘密裏に解散していた。

その後、アラン・チューリングは、その時の分析器『クリストファー』を自宅に持込一緒に過ごす。彼の愛情は、当時の恋い焦がれた友人と共に過ごす選択をしたのだろう。

ある日、アラン・チューリングの自宅に泥棒が入る。その捜査の段階で同性愛者だという事がわかってしまう。イギリス国民の多くを救った彼であったとしても、当時イギリスの法律では同性愛は違法であった。

服役かホルモン投与を選択をもとめられたので、仕事を続けるために投獄をさけた。

映画では、元妻であったジョーン・クラークが自宅を訪れる。かつて、親友クリストファーに言われ、そしてチューリングがクラークに告げた言葉。

今度は、クラークがチューリングに励ましの言葉」として告げる。

Sometime it’s the very people who no one imagine anything all who do the things no one can imagine
『時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる』

エンドロールが流れる中で「もし・・・だったら」と思いを巡らせるストーリーだった。

1954年6月7日に自らの命を絶つ。それから、時が過ぎ2013年12月24日にエリザベス2世女王により正式な恩赦まで60年余りの歳月が必要だった。

国がその暗号解読が行われていたことが、すべて無かった事にしていたからだ。

同性愛が法律で認められる1967年までの13年間。たられば、チューリングが生きていれば名誉の回復も早まり、コンピューターの技術の発展にも大きく寄与したことだろう。

人工知能であるかないかを調べる方法に「Turing test(チューリングテスト)と呼ばれている。今話題になっている「シンギュラリティ(Singularity)」にある人間と機械が統合された文明によって超越するにつながっていくのであろう。

『時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる』

アマゾンのプライムビデオにイミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密がラインナップされているのに気づいた。どちらでも見られたのね(^_-)-☆

Fire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコンは、世代が変わる毎に進化していて、写真のタイプのAmazonMusicボタン付きとABEMAボタン付(2022年4月)が選べましたが、現在はDAZNかTVerに変わっています。

FIRE stick TVに比べてスマートスピーカーのAlexa対応になりリモコンに関してはテレビの電源・音量操作・ミュートボタンなど操作が可能となった。また、パワフルに進化続けている。

 

数学者アラン・チューリングの偉業を現代のIoTに置き換えてみると、いかに日本のITに対する政府の認識が遅れていることがわかる。

2004年頃、猛烈に家庭内へインターネットを普及させた勢いはなく、モバイル通信時代に至っては、世界の趨勢が5Gへシフトして実用化しているのに、かつての技術先進国の面影もなく後塵をあびている。

そして国はその技術開発に金をかかる気も無く時間だけが過ぎていた。パソコンも触ることがない大臣が、世界のインターネットを使ったサイト攻撃など知るよしもないのだろう。

せめてこの時代の天才「アラン・チューリング」のチューリングの大聖堂ぐらいは熟読しておいてほしいものだ。

厚い本なので、電子書籍のKindleで読み進めてほしい。

紙の書籍でなければ読んだ気がしないというなら「チューリングの大聖堂:コンピュータの創造とデジタル世界の到来(  )()」文庫本サイズもあり。

日本のITを未来に繋げるために・・・。