Windows PCなのに増設や交換は苦手
HP Pavilion Wave Desktop – 600-a072jpのメモリは8GBが本体に刺さっている。スロットは2つあるので、一枚追加するのは可能だろう。調べていくと16GB×2枚の増設の例もあるが、費用ともともとついているメモリの有効利用を考えると+8GBで充分だ。
上からみると三角おにぎりを想像する独特の三角錐スタイルは、インテリアとして置いていても絵になるのだが、すべてにハイスペックに見えて何かこれっという特徴が説明できない PCでもあります。
スペックを、簡単にあげておきます。
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- 8GB PC4-17000 (2133MHz)とのスペック表でしたが、 DDR4-2400(PC4-19200) Samsung 2400MHz がついてました。
- CPU:Intel(R) Core(TM) i7-6700T CPU @ 2.80GHz
- HDD:TOSHIBA- 2TB
- SSD :SAMSUNG MZVPW128HEGM-000H1(SM961) – 128GB NVMe 交換するのですが、クローンをつくるところから難儀しました。
現在は、4Kモニターを「Displayケーブル 1.4」でつないでいます。気休めですが、ディスプレー ケーブルの太めのものが安心だと思えます。これで、通常の60Hzだけでなく240Hz・144Hz・120Hzといったゲーミングモニターにも対応できます。
メモリ交換も普通のデスクトップPCに比べて行程が多い
画像処理などをしていると、なにかとメモリが足りなくなっていた。少しでも改善できればというのと、もう一つの目的「SSD」までの分解のアクセス状態を見るのにちょうどいい。
メモリの増設が、一つの工程、後日、NVMeタイプのSSD交換を一つの2工程にわけて作業する。
ゴム足のカバーを外すのにドライバーを使いましたが、キズなどを心配する場合はプラスチック製などのヘラでどうぞ!
3つのゴム足を外すと、プラスドライバーの出番です。この「HP Pavilion Wave Desktop – 600」はデスクトップPCとしては、難易度が高いのでここから丁寧な仕事が必要になります。引き返すのならこの辺です。
自己責任で分解や増設。交換などを楽しんでください。このように、画像に残しているのも、自分自身への覚え書きの要素が強いです。
外装を取るには、コネクタを外します。難しくはないのですが形状がすべて違うので外し方と取り付け方に注意です。何度かこのようなコネクタ類に接していれば簡単ですが・・・。
この Pavilion Wave Desktop – 600の骨格を構成しているネジは、ヘックスローブ(HEX LOBE)であることがわかります。マイナスドライバーでも使える2WAYの変形タイプ。サイズを合わせてみるとヘックスローブ(HEX LOBE)規格の「T15」であることがわかります。
「サンフラッグ ヘックスローブ・エイト No.260」がL字方向にもビットを差し込めるので非常に使いやすいです。
ファブリックに覆われた外装を取り除くには、少し手で広げて上に上げていくイメージです。
外装が取れたら、ここからは横向きにした方が作業がしやすいです。また、ヘックスローブがかったらドライバーの(ー)が代用できるかを確認したら、大きいサイズが使えました。
3本のネジを外して、カバーをスライドさせると、メモリが見えてきます。
メモリの両端の白い固定フックを外に倒すようにします。このとき静電気でメモリを破壊しないように気を付けてください。
固定フックを開いて、少し下に押し下げるようにするとメモリが浮いてきます。
ここで、スペック通りのDDR4-2400(PC4-19200)のメモリがついていました。
Transcend PC4-19200(DDR4-2400) 8GB 1.2V 288pin
購入時の本体スペックをみるとPC4-17000 (2133MHz)ということでしたので、他のサイトで増設用のメモリを入手済み。
すでに上位互換していたので、スペック上遅いメモリを取り付けることになってしましました。
今となっては本体のスペックでわかっていたとはいえ、DDR4-2400(PC4-19200)であれば時期にもよりますが、すでにPC4-17000 (2133MHz)よりも多少安かったはずです。私の作業では、スピードに対するアドバンテージは感じないレベルなのでいいのですが・・・。
手が入るスペースが少ないので、メモリの切り裂きと向きを確認して装着します。
白い固定フックは、メモリを止めているか確認して作業を終了します。
純正キーボード&マウスのレシーバーはこんなところに
キーボードは好きなモノを使っているので、この「HP Pavilion Wave 600」についていた純正キーボードとマウスは使う機会がありません。これを機会に取り外しておきます。
戻すのは、分解作業の順番を逆に進めます。
SSDを交換は、レベル高!
このメモリ増設をしてみたのは、もう一つの目的があります。それは、次回「SAMSUNG MZVPW128HEGM-000H1(SM961) – 128GB 」NVMeの交換に挑戦するための下準備です。
メモリまでの本体アクセスは簡単でしたが、SSDはマザーボードについてます。この状態でそこまでアクセスするには、行程が多すぎます。Pavilion Wave Desktop – 600の本体をバラバラにするしかないようです。
実は、NVMeのSSDは、クローンソフトでバックアップ作業を同時にしていますが、色々なサイトを見ても「内部、NVMEはサポートしていません」と但し書きがあり外付ケースがなかなかありません。
やっと見つけたのが、下記の写真のNVMe Mkeyに対応するものです。レビューも全くなくほとんどが、「外付けケースがないのでOSのクローンはできない」との事でした。
Windows 10 のアップデートでビクビクしないですみそうです。本体についている128GBですとほとんど画像処理系のソフトを入れないで、データはDドライブに設定しても、ひっ迫してしまうドライブデータの管理はヒヤヒヤします。
Samsung 980 EVO Plus 500GB (PCIe NVMe M.2 (2280) 内蔵 SSDMZ-V8P500B/EC 国内正規保証品)
今回は、「Acronis True Image 」を使ってクーロンを作成してSSDを入れ替えます。
クローンを作る以外に、回復ドライブやバックアップなどで、その後も安心して運用ができます。
60分でわかる!Acronis True Imageを使って、回復ドライブやバックアップのやり方を見てから移行作業をするのもオススメです。
もちろん、クローンを作るのが慣れている人は他のソフトで「慣れているソフト」が安心です。
問題は、SSDの本体の入れ換え作業になると思います。
これで安心です。
CドライブのSSDの交換をしました。交換作業の写真撮影のため2回分解をおこないシーン毎に残していきました。
これさすがに、PCの組み立てとしては難易度が高く公開を断念しています。
SSDの容量UPして起動するまでは確認しましたが、また元のSSDに戻して終了としました。
ビスの位置や組み立ての順序等、難易度が高いので実際挑戦する場合は、リスクを伴います。
自信のないなら、Dドライブ等の交換までとすることをオススメします。
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