テレワークでも安心設定!光BBユニットの「DMZを有効」にしてWi-Fi速度の激遅対策

マンションの光回線は、共有しています。
これまで、Wi-Fiの速度が遅くても別に支障はなかったので「激速」とか「爆速」という情報にはあまり興味がなかったのです。

家のWi-Fi通信速度が一寸遅いなと思い、スマホであれば4Gモバイル通信にすれば十分の実行速度がでていたし、Fire TVで見ているAmazon Primeビデオ・Netflixやhuluといった定額制動画配信サービスも問題無く見られていました。

それ以上、特に問題もなくWi-Fiについては、あれこれ不満がなかったのです。

テレワークや巣ごもり(自粛)がネット環境を変えた。

それは、高音質ストリーミングサービス「mora qualitas (モーラ クオリタス) 」をPCで再生にていた時でした。

突然音がとぎれとぎれとなります。

96kHz/24bitのハイレゾ音源だけかと思い、同じ楽曲で44.1kHz/16bitCD音質までファイルを選択しても同じく止まってしまいます。(うがいをするような断続した音になる(>_<))

そこで,スマホのテザリング機能を使いPCに繋げて再生すると、普通に聞くことが可能になります。

明らかに光回線の帯域が影響しているような感じがします。

このような場合は、いくら高価で性能のよいWi-Fiルーターに変更しても効果は上がらない事もわかっています。

SoftBank光BBユニットでIPv6ハイブリッドを効果的に使う

IPv4のIPアドレスの枯渇が顕著になっていて、今までは何となく遅くても問題がなかった環境でしたが、IPv6は、無限?(かん)のようにあります。

IPv6の「2」の128乗(2^128)=「340,282,366,920,938,463,463,374,607,431,768,211,456Excelでは3.40282E+38)」通りあることになり余裕が生まれます。

光BBユニットの能力を最大限引き出すことにしました。「SoftBank 光」を契約し、月々の費用がかかるのを懸念して返却してしまったりするとこの大きなメリットを享受できなくなってまいます。

BBユニットから外付け無線ルーターを使う。

BBユニットから外付け無線ルーターを使う。

ただし、少しだけ複雑で単に「光BBユニット」を繋げその機能として付属するWi-Fiを使ってもIPv6の通信速度を十分いかせないのが残念です。それならば、このIPv6ハイブリッド通信領域を使わせてもらうため、「非武装地帯 DeMilitarized Zone(DMZ)」から、外付けWi-Fiルーターへ繋ぐようにします。

相方がiPhone SEに機種変更、Wi-Fi6対応をルーターで強化

iPhone SE(第2世代)を使い始めたのをきっかけに、従来の外付け無線ルーターを変更しました。通信速度はそこそこのスペックでしたがいち早く「Wi-Fi6」に対応し比較的安価なスタンダードモデルだったのが購入の決め手です。

TP-Link Archer AX20

TP-Link Archer AX20

NTTのGE400NEーONUから直接「TP-Link Archer AX20」に接続しても、速度や先ほどの「高音質ストリーミングサービス」や「動画配信サービス(VOD:ビデオ・オン・デマンド)」については改善されません。

この場合は、「Wi-Fi6」に対応したルーターでもあまり影響がないことがわかります。また、これまで使っていたエレコムの「WRC-2533GHBK2-T」は11ac 1733+800Mbps というハイスペックでしたが、マンション共有の環境では使い切れないたようです。

Wi-Fi6の通信規格でも 1733+800Mbpsハイスピードモデルでもなく、接続の仕方で速度が向上するという予想をしています。

「TP-Link Archer AX20」は、スペックは高くなくともクワッドコアというCPUに魅力を感じて購入しています。

NTTのGEーONU→「光BBユニット」→「Archer AX20」の接続

上記の接続を実現するために、各種設定をしていきます。

TP-Link無線ルーター

TP-Link無線ルーター

光BBユニットのDMZ(非武装地帯)設定をする

SoftBankの光BBユニットのメリットを考えてみます。

IPv6 IPoE + IPv4接続のハイブリッドの接続が可能で、IPv6の部分をうまく活用できれば、混雑したネット環境を改善できるので、現在の環境で最大限の有効化を試みます。

光BBユニットの初期設定ログイン画面へ

光BBユニットの初期設定ログイン画面へ

現在稼働中のため、インターネット回線の「http://172.16.255.254/」を使わず、光BBユニットの初期設定IPアドレス「192.168.3.1」で、空いている「パソコン3」へPCをLAN接続します。

「192.168.3.1」 ログインID:user、パスワード:user (初期設定)
ルーター機器の設定を選択します。

ルーター機器の設定を選択します。

「ルーター機器の設定」のボタンをクリックすると、左のメニュー欄に「DMZ設定」があります。

「▶DMZ設定」ボタンを選択

「▶DMZ設定」ボタンを選択

DMZ設定を有効にします。

いよいよDMZの有効設定をします。

いよいよDMZの有効設定をします。

設定画面は、通常「無効」となっていますので、有効を選択します。さらに、転送するIPアドレスを任意で設定しますが、最後を「.100」とか「.200」とかの3桁にしておくと通常の機器に振られたIPアドレスと区別がついて便利です。

「DMZ設定」ー無効を「有効」ー「転送先IPアドレス」を「198.168.3.100
言い忘れましたが、光BBユニットはデフォルトで「IPv6設定」が有効となっていたとおもいますが、無効になっていれば「有効」にしておきます。
IPv6の設定画面で有効に

IPv6の設定画面で有効に

これで「Archer AX20」へのDMZ接続は、IPアドレス「198.168.3.100」となります。

設定を保存して「再起動」して光BBユニットの設定は終了です。

無線LANルーターTP-LINK Archer AX20の設定

Archer AX20(AX1800)Wi-Fi6-Routerのログイン

Archer AX20(AX1800)Wi-Fi6-Routerのログイン

「192.168.0.1」でArcher AX20の設定画面へログインします。

ユーザー名とバスワードは初期設定でともに「admin」です。2度目からは、設定したパスワードのみでログインできました。

WAN側IPアドレス 192.168.3.100

WAN側IPアドレス 192.168.3.100

インターネット接続タイプ:静的IP

IPアドレス:192.168.3.100

サブネットマスク:255.255.255.0

デフォルトゲートウェイ:192.168.3.1

プライマリDNS:192.168.3.1(8.8.8.8)

セカンダリDNS:Google Public DNS 8.8.8.8 or 192.168.3.1オプション

と設定しています。Google Public DNSについては、セカンダリやプライマリにも設定してみましたが、速度などは変化がなかったので、オプションの「セカンダリDNS」にしておきました。

最後に、IPv6の設定です。

パススルーの設定

パススルーの設定

左の項目から「IPv6」を選び、画面のIPv6のボタンを有効にします。

インタネット接続タイプはpass throughとして「パススルー」を選んで設定終了です。

そして結果はどうなったか?

「みんそく」と言われるみんなのネット回線速度で計測すると、以下のような結果でした。

みんそくアプリから測定したの速度結果です。

みんそくアプリから測定したの速度結果です。

Netflixの測定サイトアプリ「Fast」では、時間帯でも変化がありますが、大晦日の18時頃の測定でダウンロード290Mbps・アップロード330Mbpsとなり、混雑時であってもネットの遅延などはまったく無くなっています。

混雑時間を避ければ、まだまだ速度がでています。

もともと、マンション共有なので速度を追求する気はないのですが、サブスクの音楽や配信の動画が止まるのは困るということで、環境の整備をしたところです。

TP-LINK のWi-Fi6ルーター「 Archer AX20」は、どちらかというとスタンダード規格のスペックなので、もともとの回線速度が速いならもっと性能の上の製品を選択するのも速度向上が可能かもしれません。

DMZ設定中!

DMZ設定中!

8,000円程度だったので、これ以上望むものはありません。なお、今回はPCでの設定を前提にしていますが、このTP-LINKのルーターの優秀なところは、スマホのアプリでも簡単に設定できるところです。

今回の光BBユニットの有効な活用方法と、ほんとに音楽配信や動画配信でフリーズするので、DMZとパススルーによって解決することができたフリーズメンテでした。

もともとの回線がマンションタイプなので、光BBユニット(E-WMTA2.3)で十分ですが、現在は「E-WMTA2.4」のタイプに変わっています。戸建タイプの回線では効果が出てくると思います。

また、今回のDMZを有効とすると同時に、「LANケーブル CAT8 」に付け替えました。

価格が安くなっていたので試してみましたが、効果は微妙な感じで「おまじない」程度。ただ、これまで使っていたCAT6のLANケーブルに比べ、極端な速度低下も見られず良好でした。

LANケーブル CAT7の時と同じように、通信規格の世界は、基準を定める前に「事実上標準化する(デファクトスタンダード)」物も多くあり、単純に意味が無いとかというよりも先端の技術や仕様をつかった発想を求める需要があっても然るべきだと思います。

そうで無ければ、新しい技術や挑戦は生まれないと思うからです。

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