イヤホンジャックが無いということ。
Xperia5 USB Type-C 接続
今回のXperia 5は、イヤホンジャックが無いのはわかってはいたのですが、今まで使用していたXperia XZ Premiumの音楽を聞くという気軽さは、後退してしまったかなと思います。そしてAndroidのスマホの中でも音がよかったのでなおさらです。
このイヤホンジャックを省略するというのは、Bluetoothを使う事を前提にしているかも知れませんが、自分の音楽を聴くスタイルとは違うかなと思えます。無線を使うと言うのは、旅行など旅客機の機内でも使いやすいとも思えませんし・・・。
本体は、機種変更したばかりなので「Android 10」の使い勝手や、Xperiaのホーム画面の意匠変更など戸惑う事ばかり、音の善し悪しを言う前に、操作が慣れていないことがいっぱいでその前段階の手探り状態なのです。
使用したイヤホンは、このblogでも何度も?登場していて聞き慣れている「NAGAOKA P905」と「SONY MDRーNC100D」で、NAGAOKAハイレゾイヤホンは、比較的安価で手に入り高級品ではないにもかかわらず音がイイと定評があるので聴いた結果を書いておきます。
有線接続で音を聴く
有線接続としてUSB Type-C 接続端子 からの音を出力比較をして見ようと思います。
ただし、音がイイとか悪いとかいう比較スキルはないので、自分自身が好きな音であれば満足というレベルで「聴き音」をしてみます。
DAC内蔵を含めて、Type-Cイヤホン変換ケーブルです。
まず手始めに「付属のケーブル」を使って見ます。
① docomo純正3.5mmイヤホン変換・テレビアンテナケーブル SO01
これは、どちらかと言うと名前が示す通り「3.5mmイヤホン変換・テレビアンテナケーブル SO01」であり、フルセグ・ワンセグの視聴にウエイトが置かれています。
フルセグ・地デジアプリ
ワンセグなどの地上波は、ネット配信を見るようになってからは。スマホで見る機会がないです。外出先では、スマホでどうしても現在の情報を手に入れるなら、ワンセグ受信に使うパワーを「ABEMA(旧:AbemaTV)」でバッテリーの節約をした方がいいことはわかっています。
このdocomo純正「SO01」をつなげて、音楽を聴くと「普通」です。
純正アプリ「♫ ミュージック」で聴くようにしています。
完成度の高いXperia Apps
これならUSB Type-C接続専用のイヤホンをつけてくれるか、高性能なイヤホンの変換ケーブルを付属してくれた方がいいように思えます。(地デジ視聴がネックになっているのかな)
Ballade Best稲垣潤一&松浦亜弥 特徴ある男性ヴォーカリストと女性ヴォーカリストで選択。
音源は、稲垣潤一のBallade BestでCDからFlacでリッピング(なんちゃってハイレゾ)です。
純正品「3.5mmイヤホン変換・テレビアンテナケーブル SO01」を聴いてこれを標準値としておきます。SONYのウォークマンでも有名な「オーディオ設定」の『DSEE HX』をONにしてあるので、普通に聴き続けられます。
少しホワイトノイズが高音域にのりジャマをしていると感じるのは、デジタルミュージック全般に感じます。
②ダイソー「イヤホンジャック+タイプCコード」
100円(税抜)ですので、多くを望まないものの音は中音域につまったような音作りに感じます。英会話の学習用など語学を聴くならこの方がいいように思います。低音も下に伸びず高音もほどほどで音圧も感じないので長時間小さめの音で聴くには十分に思います。
普通に聴くにはこれでもいいかも。
どちらかと言うとイヤホンの音量は小さく絞って聴くので、これで十分のクォリティなんですが、好きな音作りかと言われればちょっと違うという印象です。
DAC内蔵Type-Cイヤホン変換ケーブル接続で「爆音」注意!
音楽を聴くためのアプリです。
「DAC内蔵」の Type-Cイヤホン変換ケーブルで気をつけたいのはミュージックアプリ「HF Player」と「Neuton」の挙動です。USB-C端子に接続するとメッセージが出てきます。
ミュージックプレーヤー定番ONKYOのHF Playerのメッセージ
HF Playerの場合、このメッセージに対して「OK」をすると、ボリューム調整だできない爆音状態になります。
決してイヤホンを耳につけたまま設定をしないでください。
必ず「キャンセル」を選びます。
どのようになるか実験や確認などをしたい場合は、耳から外しておくことが必要です。イヤホンが破損することはないと思いますが、「大きな音」が出ます。
Neutonの場合は、同じようにメッセージが出ます。「OK」を選ぶと再生されず爆音「ノイズ」だけとなります。
これは、アプリの不具合なのか、「DAC内蔵 Type-Cイヤホン変換ケーブル」に起因するのものなのか不明です。いずれにせよ「OK」を押して場合は、アプリを終了してDAC内蔵 Type-Cイヤホン変換ケーブルの抜き差しをして「キャンセル」を選ぶことにします。
それぞれのType-Cイヤホン変換ケーブルのパッケージ
DAC内蔵 Type-Cイヤホン変換ケーブルで音を聴く
③MELODAY DAC内蔵Type-Cイヤホン変換ケーブル
MELODAY DAC内蔵Type-Cイヤホン変換ケーブル
ケーブルを換えるだけで・・・と言う事はこのことだろうと思う。純正のアプリ「ミュージック」でも音の線がスーッとスッキリと聞こえてくる。しかもイヤホンはハイレゾ対応とはいえ安物のぶるいの「NAGAOKA P905」で聴いている。
音楽向けにチューニングすると、このようになるという事だろうと思う。普段聴かない音量(メモリの半分を超える)まで上げていくと音圧感を意識してしまう。ヴォーカルとギターの歯切れ良さが心地いいです。
もっと音圧と分離性能のよいイヤホンならもっと感動するかもしれない。ただ、DSC対応プレーヤーである「HF Player」「Neuton」には、使っているイヤホンのスペックが負けているか志向性が違うのだろう思う。
スーッと高音域まで伸びる音が好きなので、音圧が上がってくるとちょっと耳が疲れてくる。音を大きくして聴くのがすきでないからかもしれないですが・・・。
④Kolpop DAC内蔵Type-Cイヤホン変換ケーブル
こちらもDSC内蔵の変換ケーブルですが、「MELODAY DAC内蔵 Type-Cイヤホン変換ケーブル」に比べて柔らかい音が聞こえるように思います。今まで微かに耳に届いて音がはっきりと前へ押し出してくるような感じがします。
アルバムSugarlessIIからRealFace(KAT-TUNのデビューシングル)セルフカバー曲
今回テストした「Type-Cイヤホン変換ケーブル」の中では、一番気に入っています。
そして、アプリは「Power Amp」の組み合わせが気に入っています。決して標準的な音が良くなっているわけではないかもしれませんが、音の好みを調整しやすいのがよかったのかもしてません。
また、愛用のノイズキャンセルイヤホン「SONY MDRーNC100D」をDAC内蔵 Type-Cイヤホン変換ケーブルにつなぎ、ノイズキャンセルをすると、ボリュームを大きくしたように感度があがります。
ハイレゾをうたうイヤホンではありませんが、航空機の機内などでゆったりと音楽を聴くには適しています。この組み合わせで少しばかりXperia 5 と付き合って行きたいと思います。
今回使ったDAC内蔵 Type-Cイヤホン変換ケーブルは、共に2,000円を少し越えるくらいで購入できます。その程度で音が改善されるなら、試して見る価値はあるように思います。
ただ、イヤホンジャックの端子付きは恋しいですね、本来好きなイヤホンを直接繋いで聴くのが一番スマートのような気がします。また、充電端子と音の出力端子が同じ事で、充電しながら音を聴くには別途ケーブルを購入しなければならないのがネックですし、折角の音のチューニングができなくなるのも不便です。
「Kolpop DAC内蔵Type-Cイヤホン変換ケーブル」を使ってみましたが、早々に売り切れてしまっています。現在では、安定した供給をしてくれるAnker USB-CのDACチップを採用変換ケーブルなら安心できます。
今回参考にした「書籍」です。アナログカセット録音ではおなじみの「DOLBY SYSTEM」でした。こちらは、Kindle版を購入しました。
インプレスR&D
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もう一冊は、デジタルなのに音が変わる理由を調べていて行き着いた書籍です。
「デジタルなのになぜ音が変わるのか?」
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