Rakuten Miniは、5Gでないのにプランは UN-LIMIT Vへ
楽天モバイルの通信回線やバンド変更などに批判が集まっていましたが、4ヶ月前ほどに1円で購入した「Rakuten Mini」の契約プランがRakuten UN-LIMIT Vへバージョンアップ。
紛らわしさいっぱいで、LTEの通信回線の端末でありながら5Gの「sub6」「ミリ派」対応かのような施策で困ったものでした。(楽天モバイル扱いの端末がすべて5Gになるかのようなイメージを抱かせる?)
・・・と言っても、ここ札幌では自宅付近がやっと楽天モバイルのエリアになって安定してきたところなので、一部は開通しているようですが、5G通信エリアになるには当分先のことだと感じています。
購入時に書いた「Rakuten Miniを使いたい2つの理由」に補足しています。
専用アプリの楽天Linkで通話は無料
あまり楽天モバイルの特徴として浸透していないように思うのが、専用アプリの楽天Linkでかける電話(音声通話)は同じ楽天モバイル同士でなくてもdocomoやSoftBank・auなどキャリア間の通話も無料です。
格安データ通信会社のMVNOで問題でもあった通信量を安くしたけど「電話」をかかていたら通話料がバカにできない料金になってしまった。この専用アプリ使うとそんな長電話の悩みも解決します。
さらに、固定電話への通話も携帯電話では、カケホーダイなどの有料プランにはありますが、これも「楽天Link」を使うと無料で長時間電話し放題となります。通話品質ですが、声が一呼吸遅れるような気がするくらいです。
楽天モバイル料金も一年間は無料ですし、キャリアの乗り換えやキャンセルも料金が発生しないのでノーリスクと言ってもいいでしょう。
楽天の回線スピードの実感としては、エリア内になった場所で使うとかなりスピードが早く、これならと思っていましたが、自宅がエリア内に入る頃にはかなり遅く感じます。契約数が増えると急激に遅くなるアキレス腱があるようです。
現在の4Gの5G転用を含めた「5G」へ普及にかけているように思います。格安データ通信会社のMVNOとスタンスとは違っています。
Rakuten Miniのバンド変更
バンド1からバンド3へ変更の届け出は、アマチュア無線の免許取得従事者でも当たり前の知識で、その電波法に関する専門家が社内にいなかったのか、残念なところです。
しかし、大手三社(MNO)のキャリアで、Rakuten Miniの仕様「eSIM」に対応しているのは今のところなく、格安データ通信会社のMVNOでも限られています。
Rakuten Miniのリユース市場での価値の維持なのか、それとも無料期間終了後までには。MVNOの回線を使うためとか、バンド1であるdocomo回線を目的の人達が騒いでいたのだと思います。
現状の 楽天モバイル 回線を使う分には影響がなさそうです。また、ネット上を検索するとソフトウエア上でバンド1にもできそうなので、どうしてもという時は対応すればよいだけとも思えます。(自己責任で書き換えるリスクは残ります)
楽天モバイルをお得に使える人
シンプルに月額が一定の料金プランで、楽天通信エリアがなくauローミング5GB以内で済みそうなで、かつ電話の通話をそこそこするような人があっているように思います。
MVNOの回線が、昼の12時~13時頃・17時~18時頃が激遅になりますが、楽天モバイルのローミングエリアのau回線で、それぞれの時間でもスムーズなのは評価できます。
また、家にインターネットの環境があり無線LANがあるなら、外出先だけローミング容量を気にするだけでいいので、普段どれくらい使っているかを知っていれば判断材料になります。
普段iPhoneを使っていて、モバイルFeliCaの電子マネー決済を頻繁に使うなら楽天Edy・Suica・nanaco・WAONとおサイフケータイ機能をい集約して使うのには軽量でポケットサイズも魅力的です。
これまで使ってきてメリットと言えることです。
Rakuten Miniの欠点は、保存容量が小さいこと
のスマホはSDカードなどの拡張性がないので、使える容量は限られています。iPhoneは同じように拡張はできませんが、大きなROM容量を選べます。かたやRakuten Miniは「32GB ROM」だけなので、アプリやデータファイルや写真や動画などを本体に保存するのは得策でないのがわかります。
そこで、せっかくのモバイル通信無制限(1日の使用量は10GBまでという制約があるようです)を使って、ミュージックプレーヤーに使えそうと考えました。サイズが魅力的で音楽をウォークマンスタイルで聴くためには、軽量でコンパクトは理想です。
保存容量が少ないので、ダウンロードしたミュージックファイルを保管しておきたくないという気持ちになります。
楽天モバイル通信回線を使ってストリーミングで聞くなら高音質のAmazon MusicHDやmora qualitas(※配信サービスが終了しました)などでも聴くのは可能です。ただ通信容量を考えるともう少しファイルのサイズが小さいサービスが理想のように思います。
サービスの移行するPlay MusicからYouTube Musicへ
そこで以前使っていたSpotifyも考えましたが、ちょうどGoogleの「Play Music」のライブラリにアップロードできるコンテナ機能がYouTube Musicにも実装されたようなので、ミュージックとなって使い勝手が悪くなった「iTunes」に置いてある楽曲を試しにアップロードしてみます。
CDからリッピングしたりしたAACファイルを入れてみます。
このYouTube Musicのクラウド上にある自分の曲をRakuten Miniで聴くことにします。イヤホンジャックがないUSB-Cからサウンド出力しますので、付属品のイヤホン変換ケーブルを挿してもいいです。
サウンド的にもDAC内蔵ケーブル(MELODAY Realtek DACチップ(ALC 4042)内蔵)で音圧を上げた状態で聴いてみます。(※販売終了です)
※DACチップを色々試しましたが、どれも際立って音の特徴を出すというものはなかったです。一時期話題を集めても「販売終了」となるものも多く、AndroidスマホのUSB-Cからの音源の再生では差がつきにくいです。
長期的に安定しているのは「エレコム ヘッドフォンアダプターDAC内蔵 変換ケーブル 【 Type-C to φ3.5mm】でした。
このDAC内蔵変換ケーブルの先に繋がっているのが、Amazonのタイムセールで1,000円台(通常は2,350円)の価格で購入したリケーブルイヤホン「KZ ZSN」です。重低音をうたっていますが、そうでもないように思いますが、この価格でと考えるとそれ以上と感じるサウンドを奏でてくれます。(個人の感想です)
音はハイレゾではないのですが、十分な感じがします。Rakuten Miniにたくさんの要求をすれば、バッテリー容量がもっとあればとおもいますが、楽天モバイルのエリアが広がって自由に音を流せるなら、最近にない理想のサイズ感なんだと思えています。
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