今更ながらWalkman傑作! NW-A3000のバッテリーを交換してみる

NW-A3000のバッテリー交換後、充電開始の最初のメッセージ!

NW-A3000のバッテリー交換後、充電開始の最初のメッセージ!

禁断の裏蓋を外すのにつまずく

バッテリーが弱っていたWalkman「NW-A3000」を分解してみます。石鹸箱などと揶揄されていましたが、iPadの牙城に精一杯迫った傑作です。

すべての機能が使えるかは確かめていませんが、Windows10で「X-アプリ」で認識し楽曲の移動ができます。それならば、この機会にバッテリーが弱ったのを復活させてみようと思います。

NW-A3000の本体裏側です。

NW-A3000の本体裏側です。

現在のNW-A3000の状態ですが、普通にバッテリーが劣化している状態です。立ち上げて、曲を聴くと数分でバッテリーエラーになり、シャットダウンします。

数年前に購入しておいた「互換バッテリー」を交換することにしました。

蓋が開けば作業としては、時間がかからないだろうと想像していました。それは、以前のバッテリー交換をしたWalkman ZX1のように、半田付けの作業がともなわないからです。

ウォークマンへの道しるべ Walkman ZX1の場合
Walkman ZX1は意欲的なミュージックプレーヤーだった。 長年、SONY ウォークマン ZX1( NW-ZX1/S)を使ってきた。と言っても2013年の秋で発売前に予約して、発売日から数日後には手元に到着していたと思うので4年程度と記憶する。このよ...

それが、隠し蓋のWalkmanマークの接着剤(両面テープ?)が固くて取れないですよ。
カッターの刃で軽くなぞるような気持ちで挑んだのですが、結構力が入ってしまっています。剥がして見て構造がわかれば、力の入れようがあったのにと・・・。

結局縁のまわりをキズを着けてしまいます。

結局縁のまわりをキズを着けてしまいます。

長年外れないような作りは信頼できるのですが、超強力に付いていたので最初は、カッターの刃先の金属を使ったので蓋の周りをなぞるようにしたため塗装を剥がしてしましました。

プラスネジがでてきます。これで本体の蓋をはずせます。

プラスネジがでてきます。これで本体の蓋をはずせます。

ここまでくると安心です。内部にアクセスできます。

ここまでくると安心です。内部にアクセスできます。

本体の裏蓋を下の方向へスライドさせると外すことができます。

両親指を当てて下へスライドすると外れます。

両親指を当てて下へスライドすると外れます。

バッテリーは、本体の中心に両面テープで付いています。

赤枠が今回アクセスする領域です。

赤枠が今回アクセスする領域です。

内蔵されているバッテリーは、本体を包み込むような袋に入っているようです。長い時間が経っているので、固定している両面テープの粘着力は案の定強く取り出すのに苦労しそうです。

あまりテコの力を使うとバッテリーが変形してしまいます。

バッテリーの配線のコネクターからプラグを外します。

バッテリーの配線のコネクターからプラグを外します。

無事、取り出し(剥がし)終えました。

古い接着跡はきれいに清掃しておきます。

古い接着跡はきれいに清掃しておきます。

新しいバッテリーは、本体が純正のようにカバーがなく裸のままなので、一回り小さく感じますが素の状態なら同じようなサイズです。

内蔵されていた純正バッテリーよりコードが長いようです。

内蔵されていた純正バッテリーよりコードが長いようです。

この際なので、スマホ用などに使われる熱伝導(ヒートシンク)テープを使ってみようかと思いましたが、プラスチック系の両面テープで固定してあります。

一応、配線側に寄せてバッテリーを固定しておきます。何かヒートシンク用のシートがった方がいいのかもしれません。

この隙間の分がアルミのヒートシンクで被うといいかも知れません。バッテリーとHDDからの熱はそれなりにあると思います。


そこでAmazonで探したのが、「薄型アルミ製シート型ヒートシンク 」です。

あとで、これを利用して包み込んで温度変化を見てみたいと思います。

もともとのテープなどは流用しています。Li-ionのシールも移植しました。

もともとのテープなどは流用しています。Li-ionのシールも移植しました。

あとは、蓋を閉じて終了です。

初回の充電ですが、パソコンに繋げてゆっくり供給してみます。満充電になったら一度、インストール済みの楽曲を再生して自然にバッテリーを空にしてから再充電します。

充電開始です。

充電開始です。

ATRAC Advanced Losslessファイルから再生をしてみる。

ATRAC保存の楽曲を残しておきたい。このNW-A3000の時代は、iPodが全盛でiTunesからAAC形式で音楽を保存し始めた頃と思います。また、MP3ファイル形式も多くのメディアプレーヤに入れられて楽曲を手軽に楽しめる時代になっていました。

その中で、Adaptive TRansform Acoustic Codingの略称であるATRAC(アトラック)は、
MDプレーヤーとの発達とともにソニーの独自規格として生まれました。当時は、当たり前に規格を独自の物として、標準化を目指すような動きのひとつだったような気がします。

auで販売された「WalkmanケータイW52」に入れたファイルは、現在では終息した「X-アプリ」へ保管されて、ATRACの拡張子「oma」やMP3、Windows Mediaの「wma」なども試していたし、NW-A3000もiTunesで使われていた標準フォーマット「aac」にも対応していました。

そのため、混在したファイル形式で聴いていました。そのなかで最終的には「X-アプリ}には、ATRAC Advanced Losslessという「可逆圧縮」のファイルも入っていて、それなりに高音質な環境で音楽を聴くことができます。

NW-A3000はATRAC3plus(352kbps)になって転送されている。 Losslessファイルでも実際の音は良くなっているのか、視聴しても判断がつきません。耳のイイ人なら差別化できるのかもしれませんが・・・。

そんな資産を当時の雰囲気でと・・・バッテリー甦り計画でした。

今回使ったバッテリーは、現在Amazonでも手に入るようです。現在のところ充電から曲の再生、操作不具合などはありません。

これで、4時間~くらいは気にせず音楽を聴くことができそうです。思ったよりもイイ音で鳴らしてくれます。と言うか聞きやすい音作りなのかもしれません。

このNW-A3000の頃は、日本Googleの社長にもなった「辻野晃一郎」氏の「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」を読むと時代が見えてきます。

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